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問題解決ドリル
【第5回】 2016年11月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
坂田直樹

苦戦していた「フルグラ」は商品をそのままに
どのように売上を伸ばしたのか?
カルビーの反省と攻勢

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「企業の強み・思い」と「生活者の本音」を重ねていくと、そこには必ず「答え」があります。いい商品・サービスをつくれば必ず売れるわけではありません。たった1つの図を使って、問題を解決する力を身につけていきましょう。新刊『問題解決ドリル 世界一シンプルな思考トレーニング』より、カルビー「フルグラ」のケースを紹介します。

本連載は、Q&A方式で展開します。1ページ目:質問、ヒント、2ページ目:答え、重ねる技術、企業の強み・思い、生活者の本音、重なりの発見の解説を順に掲載。初めてお読みいただく方は、第1回のリード部分を参照してください!

質問

 アメリカのオーガニック市場が4兆円を超えるまでに成長し、日本でも同様に健康志向が高まってきています。ココナッツオイルやグラノーラも普通のスーパーで見かけるようになってきました。

 そのグラノーラ市場をリードするのが、カルビーの「フルグラ」。オーツ麦や玄米などの穀類と糖類を混ぜて焼き上げたグラノーラに、ドライフルーツをミックスした、朝食用のシリアルです。

 シリアルマーケット250億円のなかで37億円の売上。ヒットには結びつかずに苦戦していたカルビーは、商品を変えずにあることを変えただけで、売上200億円に迫る勢いの商品に生まれ変わらせました。いったい何を変えたのでしょうか。

ヒント

 ライバルであるパンとご飯には休戦を申し込んだが、生き残るために他と同盟を組むことにした

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坂田直樹

ユニリーバ・ジャパンのマーケティング部門にてブランド戦略立案、新商品開発に従事。その後、株式会社エニグモにて新規事業を立ち上げ、2011年に株式会社Blaboを創業。生活者のアイデアを取り入れた商品開発を行う日本最大級の共創プラットフォームBlabo!を運営。Blabo!では1万4000人を超える生活者がプランナーとして活躍しており、キリンビールや三井不動産、ハウス食品などの大手企業から経済産業省、神奈川県、鳥取県などの行政機関まで、幅広いクライアントが採用している。鳥取県プロジェクトが全国知事会先進政策大賞を受賞。2015年度グッドデザイン賞など受賞歴多数。連載「ズレない思考で、ヒットを作れ!」(東洋経済オンライン)のほか、「クローズアップ現代」(NHK)、「ニュースJAPAN」(フジテレビ)などメディア出演も多い。問題解決をより身近にするために「重なり思考®」をはじめとしたメソッドの開発も精力的に行っている。


問題解決ドリル

すべてのビジネスのカギとなる考え方は、「1.企業の強み・思い」「2.生活者の本音」「3.重なりの発見」のシンプルな3つのステップをたどれば、かんたんに養うことができる驚異の思考トレーニングを紹介します。Q&Aのクイズ形式で次々と出題していきます。お題に対し、「企業の強み・思い」と「生活者の本音」をまずは考えてみてください。その2つを重ねていくと、必ず「答えが発見」できます。この思考トレーニングのすごいところは、問題に答えていくだけで、商品開発からサービス向上、ビジネスモデル、地方創生にいたるさまざまな分野でも通用する「問題解決力」を身につけることができます。

 

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