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24時間じゃ足りないあなたへ 時間貧乏からの脱出法
【第6回】 2011年1月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
水口和彦 [(有)ビズアーク取締役社長]

仕事の計画は「思いついた時」に立て、
すべての仕事には締め切りを設定すべし

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「思いついた時に書く」のがベストな計画法

 ここまでに述べてきたように、仕事の段取りを「見える化」したり、仕事量をつかんだりすると、さまざまなメリットがあります。しかし、それも継続できなければ意味がありません。

 特にタイムマネジメントでは「最初は張り切ってやりはじめたけれど、結局、長続きしなかった」というのはよくある話。「継続する」ことが、タイムマネジメントの一番の難関と言ってもいいくらいです。

 タイムマネジメントを無理なく継続するためには「計画をいつ立てるか」がポイントになります。たとえば、「毎朝、計画を立てる時間を作る」というやり方は忙しい時に続かないことが多いですし、「毎週1回、計画を整理し直す時間を作る」というのもなかなか大変。しばらくしたら、投げ出してしまう人が多いようです。

 理想を言えば「いつの間にか計画ができている」のがベストですが、秘書でもいない限り、それは無理です(秘書がいたとしても、タスクの管理までは難しいものです。いちいち思いついたタスクや、その所要時間をすべて伝えるのも面倒ですよね)。

 では、計画はどうやって立てていくのがベストか? 私はさまざま試してみましたが、理想にもっとも近いのは「思いついた時に書く」ことです。「さあ、計画を立てるぞ」といってタスクやアポイントメントを書き出すのではなく、アポイントメントが一つ決まれば、その場で書く。タスクを一つ思いついたら(または頼まれたら)、その場で書く。こうやって、一つずつ書き足していくのがベストな計画法です。

 アポイントメントの管理は「スケジュール管理」として行なっている人も多いと思います。そのスケジュール管理と基本は同じ。ちょっと「一手間」加えることで、タイムマネジメントを行なうことができます。

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水口和彦 [(有)ビズアーク取締役社長]

1967年石川県生まれ。大阪大学大学院理学研究科修士課程終了後、住友電気工業株式会社に入社。自動車用ブレーキパッドのエンジニアとして、社内トップのヒット商品を開発。エンジニア時代に数々の時間管理手法を試すが、その手法の効率の悪さに納得できず、時間管理について研究を開始。試行錯誤の結果、シンプルでムダのない時間管理手法を確立。これが好評となり、さらに時間管理を普及させるために独立し、現在に至る。ホームページ「時間管理研究所」


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