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米9月個人消費0.5%増、PCE物価の上昇加速

2016年11月1日

[ワシントン 31日 ロイター] - 米商務省が31日発表した9月の個人所得・消費支出統計は、消費が前月比0.5%増となった。市場予想は0.4%増だった。8月の数字は当初発表の横ばいから0.1%減に改定された。自動車の購入が増えたほか、物価も安定的に上昇しており、米連邦準備理事会(FRB)による12月の利上げへの期待が強まりそうだ。

インフレ調整後の数字は0.3%増。8月は0.2%減だった。

9月の個人消費支出(PCE)物価指数は、8月と同じ0.2%上昇だった。前年同月比は1.2%上昇で、2014年11月以来の大きな伸びとなった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は0.1%上昇。8月は0.2%の上昇だった。前年同月比は1.7%上昇で8月と同じだった。コア指数は、FRBが目標とする2%を下回る状態で推移している。

国内総生産(GDP)の約70%を占める個人消費は、9月の増加により堅調な形で第3・四半期から現行の第4・四半期へと移行した。個人消費支出は、11月1ー2日の連邦公開市場委員会(FOMC)の直前に発表された。FRBは今回の会合では利上げを見送り、次の12月まで待つと予想されている。

今回の個人消費支出は28日に発表された第3・四半期のGDPにも反映されている。個人消費は第2・四半期に年率4.3%の増加となった後、第3・四半期の個人消費は2.1%の伸びにとどまった。

個人消費は伸びが緩やかになったものの、第3・四半期のGDPは、大豆輸出の増加と在庫投資にも支えられ、2.9%増となった。第2・四半期のGDPは1.4%増だった。

9月の個人消費支出(インフレ調整前)は、自動車などの耐久財が1.3%増。サービスへの支出は0.3%増だった。

9月は、個人所得が0.3%増えた。8月は0.2%増だった。賃金・給与が0.3%増え、8月の0.1%増を上回った。貯蓄は7978億ドルで、8月の8205億ドルから減少した。

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