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英中銀のカーニー総裁、2019年6月末まで留任 任期1年延長

2016年11月1日

[ロンドン 31日 ロイター] - イングランド銀行(BOE、中銀)のカーニー総裁は31日、任期を1年延ばし2019年6月末まで留任することを決定したことを明らかにし、英国の欧州連合(EU)離脱手続きの円滑化に貢献するとの意向を示した。

カーニー総裁はハモンド財務相に宛てた書簡で「総裁の任期を1年延長し2019年6月末まで務めたい」とした。

メイ首相は報道官を通してカーニー総裁の決定を歓迎。報道官は「首相はカーニー総裁が当初の5年の任期延長を決めたことを歓迎している」とし、「英国がEU離脱交渉を進めていくなか、中銀の継続性と安定性が確保されるため、英国にとり朗報となる」と述べた。

英中銀総裁の任期は通常8年だが、カナダ人のカーニー氏の招請にあたり期間は5年とされた。カーニー氏はこの任期をさらに3年延長するかどうかの判断を年内に示すことを明らかにしていた。

カーニー総裁は6月に実施されたEU離脱の是非をめぐる国民投票前に離脱が決定されれば経済が打撃を受けると警告したことで、離脱支持派が激しく批判。同総裁には任期を2021年まで3年延長し、8年間務める選択肢もあったが、任期の延長は1年にとどめた。

この日はメイ首相が報道官を通じて、カーニー氏は中銀総裁に最適な人物であり、総裁職にとどまるべきとの考えを表明。

その後、メイ首相とカーニー総裁は会談を行ったが、首相報道官は「会談はしばらく前から予定されていたもの」とし、会談の内容については明らかにしなかった。

カーニー総裁が2019年6月まで留任するとの決定を受け英ポンドは上昇し、1.2240ドルと、この日の高値を付けた。英ポンドはEU離脱決定後約20%下落している。

*内容を追加しました。

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