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中国統計局の10月PMI、製造業は2年ぶり高水準 非製造業も上昇

2016年11月1日

[北京 1日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と、2014年7月以来となる高水準を示し、建設ブームを受けた中国経済の安定化を示す内容となった。

10月の製造業PMIは9月の50.4から上昇、ロイターがまとめたアナリスト予想(50.4)も上回った。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

PMIの内訳では、生産指数が53.3と、9月の52.8から上昇。新規受注も52.8に上昇し、堅調だった。

一方、新規輸出受注は49.2となり、世界的な需要低迷が続いている状況が示された。

内需の明らかな急増にもかかわらず、製造業による人員削減は続き、雇用指数は48.8と、9月とほぼ同水準にとどまった。

コスト削減と建設資材の高騰は一部企業の利益見通しを明るくしているが、政府があらゆる産業を通じた大幅な設備投資削減を表明する中、人員削減はさらに進む可能性がある。

10月は中小企業の景況に関する指数が改善する一方、大企業の指数が低下した。これは、政府が大規模な国有企業に成長けん引を依存してきた構図が緩やかに変化している可能性の兆しといえる。

国家統計局が同日発表した10月の非製造業PMIは54.0と前月の53.7から上昇。節目の50を超え、非製造業の景況が引き続き良好であることが示された。

建設業の指数は61.8と9月の61.9からやや低下したものの、政府が成長支援に向けて大規模なインフラ投資を続ける中で、建設業界が引き続き堅調に拡大を続けている状況が示された。

金融サービスと不動産業の指数は低下。10月初めに不動産市場の沈静化策が導入されたことを受けている。

非製造業の雇用指数は9月から変わらず。企業が人員削減を見合わせたことが示された。

*内容を追加しました。

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