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ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
【第36回】 2016年11月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
原田まりる [作家・コラムニスト・哲学ナビゲーター]

『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』は、21世紀の『ソフィーの世界』だ【原田まりる×坪田信貴(前編)】

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17歳の女子高生、アリサが現代に降り立った哲学者・ニーチェと出会い、成長していくという異色の小説『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』その著者であり、哲学ナビゲーターとしても活躍する原田まりる氏。そして、映画化もされた大ベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者であり、エニアグラムなど心理学の手法を応用して人のタイプを9つに分けてそれぞれの対応法を解説した新刊『人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)も話題の坪田信貴さん。お二人とも学生時代に哲学を学び、造詣を深めてきたという共通点があります。そんなお二人の対談では、それぞれの著書について、そして哲学の魅力について、話が弾みました。(構成/伊藤理子 撮影/石郷友仁)

実は僕、『ビリギャル』の後はもう本を書く気がなかったんですよ。

坪田 恐縮です。実は僕、『ビリギャル』の後はもう本を書く気がなかったんですよ。そもそも本にしようと思っていなくて、たまたまそういう流れになって出したものだったので。
原田 そうだったんですか!

原田 新刊の『人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)、拝見しました。とっても面白かったです!

坪田 本当ですか?ありがとうございます。

原田 私は「芸術家タイプ」でした。解説の内容があまりに当たっていて…「これをすると特に嫌われる」とか、「暗黒面が露骨になったあとの言動と心理」の部分なんて、まさに。思わず声に出して笑っちゃいました。

坪田 それはよかったです(笑)。

原田 あとは、感動させられました。各タイプの解説部分で、今まで坪田先生が接してこられた生徒さんの具体的なエピソードが紹介されているじゃないですか。それぞれの生徒のタイプを把握したうえで、彼らのやる気を高めてきたんだということが伝わって…。

坪田 恐縮です。実は僕、『ビリギャル』の後はもう本を書く気がなかったんですよ。そもそも本にしようと思っていなくて、たまたまそういう流れになって出したものだったので。

原田 そうだったんですか!

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原田まりる(はらだ・まりる) [作家・コラムニスト・哲学ナビゲーター]

1985年 京都府生まれ。哲学の道の側で育ち高校生時、 哲学書に出会い感銘を受ける。京都女子大学中退。 著書に、「私の体を鞭打つ言葉」(サンマーク出版)がある。


ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガーなど、哲学の偉人たちが続々と現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、“哲学する“とは何か、を教えていきます。本連載では、話題の小説の中身を試読版としてご紹介します。

 

「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」

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