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ドル103円後半で上値重い、「トランプリスク」を意識

2016年11月2日

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の103.83/85円だった。米大統領選をめぐる「トランプリスク」が意識され、上値の重い展開が続いた。

午後のドル/円は、午前に引き続き103円後半でのもみ合いとなった。上値は重く、一時103.62円に下押しした。大引けにかけて株価が下げを縮めると、ドル/円もやや値を持ち直した。

前日は104円台で押し目を買う向きが観測されたが、「支持率逆転とまでなってしまうと、さすがにいったんはポジションを軽くせざるを得ない」(邦銀)という。米大統領線の民主党候補クリントン氏のメール問題が再燃しても、「勝つのはクリントンと高をくくっていた向きが、世論調査を見て慌てて売りに回った」(国内金融機関)との声が聞かれた。

米ワシントン・ポスト(WP)/ABCが10月27日―30日に実施した世論調査では、トランプ候補の支持率は46%、クリントン候補の支持率は45%でわずかながらトランプ氏が上回った。

通貨オプション市場でも、ドル/円リスクリバーサル(RR)25%デルタ1週間物(1W)が、ドル安/円高の見方を映すドル・プット・オーバーの傾きを急速に増している。足元では2.8%付近と、前日の1.4%付近から拡大した。

インプライド・ボラティリティ(予想変動率)1週間物も前日の11.8%付近から17.1%付近に急上昇した。

午前のドル/円は9時前にいったん104円を割り込んだ後、仲値公示に掛けてじり高となり、104.17円と午前の高値を付けた。

しかし、その後は、「トランプリスク」が意識される中、株価の下げ幅拡大などを手掛かりに下値を切り下げ、一時103.65円に下落した。104円割れの水準では一部の投資家から買いフローが出ていたとされるが、短期筋によるポジション圧縮の動きに圧倒された。

テクニカル的には103.50円を下抜けるかが注目されており、下抜けた場合は102.50円が照準に入るという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.83/85 1.1066/70 114.91/95

午前9時現在 104.07/09 1.1054/58 115.05/09

NY午後5時 104.14/16 1.1054/59 115.11/15

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