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ダイセル、タカタ再建に期待 専務「入札参加はノーコメント」

2016年11月2日

[大阪市 2日 ロイター] - ダイセル<4202.T>の福田真澄専務は2日の決算会見で、欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題で経営が悪化しているタカタ <7312.T>について「われわれのインフレーター(ガス発生装置)ビジネスに大きく影響してくるので、ぜひ再建していただきたい」と述べ、期待感を示した。

ただ、タカタのスポンサー入札に参加しているかどうかについては「ノーコメント」として言及を避けた。

タカタは9月にスポンサー入札を実施。関係者によると、入札には5陣営が参加し、ダイセルと米系ファンドのベイン・キャピタル連合が3000億円超の最高額を提示した。

<エアバック特需継続>

同社が発表した2016年4─9月期の連結決算は、売上高が前年比7.4%減の2098億円、営業利益は同3.2%減の306億円と減収減益となった。販売数量は伸びたものの、円高が売上高で177億円、営業利益で59億円の下押し要因となり収益を圧迫した。

これに伴い、通期業績予想も下方修正した。

ただ、自動車エアバッグ用インフレーターは「緊急増産もあり、販売数量が増加している。為替の影響も大きく受けているが、それを補って余りある数量増」(福田専務)という状況で、インフレーターをはじめとする火工品部門は主要4部門で唯一の増収増益となった。通期も唯一の増収増益を見込んでいる。

福田専務はエアバッグの将来性について「運転席から助手席、サイド、ひざ、最近では外側にもついており、数は増えている」と述べ、成長が期待できる有望分野との認識を示した。

*内容を追加します。

(志田義寧)

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