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ドルが3週間ぶり安値、トランプ氏支持拡大で神経質=NY市場

2016年11月3日

[ニューヨーク 2日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、来週の米大統領選挙で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利するのではないかとの観測から神経質な動きが広まり、ドルが円、ユーロ、スイスフラン、英ポンドに対し軒並み約3週間ぶりの安値を付けた。

10月31日に結果が公表されたロイター/イプソスの世論調査では、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の支持率はトランプ氏を5%ポイント上回っていたものの、他の世論調査ではトランプ氏が1─2%ポイントリードしているとの結果も出ている。

ウエストパック・バンキング(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は「トランプ氏をめぐる先行き不透明感が著しく高まっている」と指摘。

ドル指数<.DXY>は一時97.178と、10月11日以来の低水準を付けた。終盤の取引では0.3%低下の97.403で推移している。

トランプ氏が次期大統領に就任すればメキシコ経済に悪影響が及ぶ恐れがあるとの懸念からメキシコペソ<MXN=>も売られ、1ドル=19.4667ペソと、約1カ月ぶりの安値を付けた。

TD証券(ニューヨーク)のシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は「世論調査でトランプ氏の勢いが増していることがペソ相場の下落につながっている」としている。

米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで2日間の日程で開催していた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。ただ米経済が勢いを増し、インフレが上向くなか、12月に利上げに踏み切る可能性があることを示唆した。

これを受けドルは下げ幅を縮小したが、FOMCよりも米大統領選をめぐる先行き不透明感の方が市場で大きく意識されているため、相場はそれほど大きく動かなかった。

終盤の取引でユーロ/ドル<EUR=>は0.3%高の1.1088ドルで推移。一時は1.1123ドルと、10月11日以来の高値を付けた。

ドル/円<JPY=>は0.7%安の103.40円。一時は103.03円と、10月10日以来の安値を付けた。

ドル/スイスフラン<CHF=>は0.2%安の0.9733フラン。一時は0.9695フランと、約1カ月ぶりの安値を付けた。

ドル/円 NY終値 103.29/103.32 <JPY21H=>

始値 103.38 <JPY=>

高値 103.48

安値 103.03

ユーロ/ドル NY終値 1.1094/1.1099 <EUR21H=>

始値 1.1082 <EUR=>

高値 1.1123

安値 1.1078

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