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NY市場サマリー(2日)

2016年11月3日

[2日 ロイター] - <為替> 来週の米大統領選挙で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利するのではないかとの観測から神経質な動きが広まり、ドルが円、ユーロ、スイスフラン、英ポンドに対し軒並み約3週間ぶりの安値を付けた。

米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで2日間の日程で開催していた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。ただ米経済が勢いを増し、インフレが上向くなか、12月に利上げに踏み切る可能性があることを示唆した。これを受けドルは下げ幅を縮小したが、FOMCよりも米大統領選をめぐる先行き不透明感の方が市場で大きく意識されているため、相場はそれほど大きく動かなかった。

<債券> 利回りが1週間ぶりの水準に低下した。米大統領選が接戦の様相を呈していることを受けて不透明感が強まり、米国債の投資妙味が高まった。また米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り金利を据え置いたほか、12月利上げを確約することはしなかった。

ただ、市場は12月利上げをほぼ織り込んでいることから、FRBには利上げを明確に示唆する必要に迫られておらず、2カ月分の雇用統計を含め、12月会合まで経済指標を見極める構えだ。

<株式> 続落して取引を終えた。SP500種株価指数が5年ぶりとなる7営業日続落。来週に迫った米大統領選の不透明感は依然として市場の見通しに影を落とした。今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では追加利上げは見送られ、12月の会合で実施されるとの市場予想とほぼ一致した決定となった。

市場における別のマイナス要因は、ニューヨーク証券取引所とナスダック合わせた52週安値の銘柄数が6月以来最多となり、高値を更新した銘柄数を上回ったことだ。

最も下落率が高かったのは公益事業<.SPLRCU>、不動産<.SPLRCR>と電気通信サービス<.SPLRCL>部門の銘柄だった。高配当で、利上げ環境には影響を受けやすいと考えられている部門だ。エネルギー<.SPNY>は原油価格の値下がりに伴い、1%安だった。

決算関連のニュースでは、製薬会社アラガン<AGN.N>が業績発表が不振で5.2%安。

<金先物> 米大統領選の行方に対して警戒感が広がる中、安全資産とされる金に買いが入り、続伸し た。12月物の清算値は前日比20.20ドル高の1オンス=1308.20ドルと、清算値ベースで10月3日以来約1カ月ぶりに1300ドルを突破した。 圧倒的優勢とみられていた民主党候補クリントン前国務長官が共和党候補ドナルド・ト ランプ氏にリードを許したことが一部世論調査で前日明らかになった。

<米原油先物> 米原油在庫の急増をきっかけに世界的な供給過剰懸念が再燃し、4営業日続落した。米国産標準油種WTI12月物の清算値は前日比1.33ドル(2.85%)安の1バレル=45.34ドルとなり、中心限月ベースでは約5週間ぶりの安値水準。1月物は1.31ドル安の45.93ドルとなった。

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