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NY市場サマリー(4日)

2016年11月5日

[4日 ロイター] - <為替> 米大統領選の行方が不透明感を増す中、ドルが安全資産とされるスイスフランに対し、約1カ月ぶり安値をつける場面があった。10月の米雇用統計は、賃金が伸びるなど堅調な内容で、12月の米利上げ観測を下支えしたが、市場では大統領選に備えた動きが目立った。

堅調な統計内容を受け、ユーロ<EUR=>は対ドルで0.2%下落して1.1081ドルと、取引時間中の安値をつける場面もあった。その後、約3週間ぶり高値の1.1130ドルをつけ、直近でも0.2%高の1.1125ドルと高値近辺で推移した。

ドル指数<.DXY>は週間で1.4%安と、下落率が7月下旬以来の大きさとなる見通し。ドルは対円<JPY=>でほぼ横ばいの103.02円。前日は1カ月ぶり安値となる102.54円をつけていた。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債価格が上昇。原油相場の下落が低インフレ懸念を誘った。また、来週の米大統領選の行方をめぐる不透明性を背景に、低リスク資産としての国債の投資妙味が高まった。

朝方発表された米雇用統計を受け、債券相場は一時弱含む場面もあった。10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が16万1000人増となった。予想を下回ったものの堅調なペースは維持されており、FRBの12月の利上げに向け地合いが整いつつある可能性がある。8・9月分も4万4000人上方修正された。

取引終盤、指標10年債<US10YT=RR>は7/32高、利回りは1.79%。雇用統計を受け、利回りは一時1.83%まで上昇した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 続落して取引を終えた。S&P500種は35年以上ぶりとなる9営業日の続落。8日に迫った米大統領選をめぐる不透明感から、投資家はリスク回避傾向を続けた。

ハイテク株主体のナスダックも9営業日、ダウ平均は7営業日の続落となった。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスによると、1928年以降、S&Pが9営業日続落するのは14度目。

四半期決算で利益が予想以上だったバイオ医薬品のリジェネロン<REGN.O>と医療保険のヒューマナ<HUM.N>は株価が上昇し、S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は0.8%高となった。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 小反発し、12月物の清算値は前日比1.20ドル高の1オンス=1304.50ドルとなった。朝方に発表された10月の米雇用統計の発表直後、金相場は大きく上下動したが、その後は外国為替市場でドルが対ユーロで下落したことから、ドル建てで取引される金に割安感が生じ、おおむね小じっかりに推移した。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 供給過剰懸念が広がる中で売りがかさみ、6営業日続落した。米国産標準油種WTIの12月物の清算値は前日比0.59ドル安の1バレル=44.07ドルと、中心限月清算値ベースで9月20日(43.44ドル)以来約1カ月半ぶりの安値を付けた。1月物は0.60ドル安の44.65ドルとなった。

石油輸出国機構(OPEC)の協調減産の実現性に懐疑的な見方がくすぶる中、週央に発表された米エネルギー情報局(EIA)週報で原油在庫の大幅な積み増しが確認されたことが響き、週末まで売り地合いが続いた。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

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