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今週の米株、波乱要因は大統領選 キャッシュ積み増す動き

2016年11月7日

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 8日の米大統領選挙で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が勝利する確率が1カ月前と比べて低下しており、ミューチュアルファンドではキャッシュを積み増すなどしてボラティリティーの高まりに備える動きが出ている。

フェデレーテッド・グローバル・アロケーション・ファンドのポートフォリオマネジャー、フィル・オーランド氏は「市場はクリントン氏勝利を織り込んでおり、(同氏の私用メール問題に絡む捜査再開を議会に報告した)コミー米連邦捜査局(FBI)長官の書簡で、ベースシナリオ通りにならない可能性が高まった」と指摘した。

書簡が明らかになってから、S&P500種は約2%下落した。

オーランド氏は、相場が8月15日に付けた過去最高値から10%下落する可能性に備え、同氏のファンドがキャッシュを積み増したと述べた。

トムソン・ロイター傘下の投資情報会社リッパーが発表した週間ファンド資金動向で、投資家が米国を拠点とする株式ファンドや債券ファンドから資金を逃避させていることが明らかになっている。11月2日までの1週間に、課税債券ファンドから約77億ドルの資金が流出した。

シエラ・インベストメント・マネジメントのテリー・スパス最高投資責任者は、新興市場の債券など大統領選の結果にあまり左右されない資産へのシフトを進めていることを明らかにした。ただ、全体相場よりも下げがきつかったインフラや運輸関連株には買いを入れているという。両候補ともに橋の架け替えなどへの投資加速を表明している。

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