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ドル104円前半、FBIはクリントン氏訴追求めず

2016年11月7日

[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、4日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の104円前半。日本時間の早朝に伝わった、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官がクリントン氏の訴追を求めないとの当初の判断を維持するとの報道を手掛かりにドルが買い進まれ、一時104円半ばに達した。

早朝の取引でドルは一時104.53円付近まで急上昇した。FBIのコミー長官が6日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の私用メール問題について、訴追を求めないとした当初の方針を維持すると米議会に伝えたことが背景。

きょうのドル/円の上昇幅は大方のトレーダーの見立てより大きかったとされるが、「アルゴリズムの動きが目立っていた」(運用会社)との指摘もでている。「トレーダーであれば、米大統領選直前で、常識的にはポジションをスクエアにするところだが、アルゴリズムは手がかりさえあれば、どこまでも買う、どこまでも売るシステムで、ここまでという節度がない」(同)という。

市場では米雇用統計後の高値が103.30円だったとして「そこから約1円、上の水準ともなれば売りたい人も出てくる」(国内金融機関)との声が出ており。仲値公示にかけて104円台では、国内輸出企業の「ヤレヤレの売り」も散見されたもよう。

ただ、正午にかけて株価がじりじり持ち直すと、ドル/円も104円台を回復。欧州勢序盤では、欧州勢がFBI長官の話題を消化する過程で104.58円まで上昇した。

ただ、クリントン氏優勢の見方が強まっているとはいえ、英国民投票の際には事前予想が覆された経緯があり、その再現への警戒感も根強い。

米大統領選では、クリントン氏勝利ならドル/円は支援されるとの見方が優勢だが、市場では「朝方の上昇が事前の『ガス抜き』となってしまい、選挙後の上昇シナリオの起爆力が弱まったかもしれない」(国内金融機関)との声も聞かれる。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 104.35/37 1.1071/75 115.53/57

午前9時現在 104.16/18 1.1093/97 115.55/59

NY午後5時 103.10/15 1.1140/45 114.84/88

(為替マーケットチーム)

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