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ドル101円台で底堅い、トランプ・ショック後の下げ一服

2016年11月9日

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ大幅なドル安/円高の101.78/80円だった。

米大統領選挙で、市場の大方の予想に反してドナルド・トランプ氏が優勢となり、金融市場では株価や原油価格などリスク資産が売られる「トランプ・ショック」に見舞われ、ドル/円は一時101.19円まで急落した。その後は、下げ圧力が一服し、底堅い動きとなった。

午後のドル/円は、一時101円前半まで下押しした。米紙ニューヨーク・タイムズがまとめるトランプ氏の当選確率が9割を超えるなど同氏優勢の状況が続いた。一時101.19円まで下押ししたが、その後はじりじりと持ち直し、101円後半で底堅い動きとなった。

市場では「ほぼ大勢は決した印象。クリントン氏が敗北宣言をすれば、ドル/円はもう一段売り込まれかねず、100円試しもあり得る」(国内金融機関)との声が出ていた。ただ「短期的に100円を割れるかもしれないが、これまでのドル売り/円買いの利益確定の動きが出やすく、ロスカット的なオーバーシュートにはならないのではないか」(国内金融機関)との見方もあった。

市場では、心理的節目となる100円にあらためて接近する中で、日本政府による為替介入の可能性も再び意識されてきている。財務省の浅川雅嗣財務官は9日、為替動向について「動きがなかなか激しい。緊張感もって注視する」と話したほか、「対応は麻生財務相と相談する」とした。

午前中のドル/円相場では、クリントン候補勝利を見込んでドルロングを積み増していた短期筋を中心に、ロングの投げが加速した。短期筋の間では新たにドルショートを持つ動きもみられたようだ。

米大統領選関連の報道に振り回された米大統領選の開票が各地で進み、重要州と見なされていたフロリダ、ミシガン、オハイオ、ノースカロライナ州などで、トランプ候補の優勢が相次いで伝わった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 101.78/80 1.1273/77 114.74/78

午前9時現在 104.98/00 1.1016/20 115.65/69

NY午後5時 105.13/21 1.1025/30 115.92/96

(為替マーケットチーム)

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