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英国債価格が急落、トランプ氏勝利で公的借り入れやインフレ懸念

2016年11月10日

[ロンドン 9日 ロイター] - 9日の取引で、英国債価格が大きく下落。市場関係者らによると、米大統領選で共和党候補、ドナルド・トランプ氏が勝利したことで、財政政策が積極化するほか、反グローバル化姿勢も強まり、公的借り入れやインフレへの懸念が広がった。

10、20、30年債利回りは一時、6月の欧州連合(EU)離脱決定以来の高水準をつけた。1307GMT(日本時間午後10時7分)時点で、30年債利回り<GB30YT=RR>は7ベーシスポイント(bp)超上昇して1.96%、10年債利回り<GB10YT=RR>は5bp近く上昇して1.29%、2年債<GB2YT=RR>および5年債利回り<GB5YT=RR>は3bp上昇した。

トランプ氏勝利を受けて、低リスクとされる国債に需要が殺到、英国債価格は一時急伸する場面もあった。ただ、勝利宣言に融和的なトーンがみられたとして、リスク回避の動きが和らいだ。

英国とドイツ10年債の利回り格差は一時、8bp拡大して、英EU離脱決定以来の水準、112.7bpに達した。来月のイタリア国民投票への懸念から、リスク回避の動きはユーロ圏でより強い。トランプ氏勝利を受け、欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れを続ける可能性が高まったとの見方も出ている。

RBCのストラテジスト、バトサラ・ダッタ氏は「ECBが12月会合で「量的緩和の縮小」という言葉を発することさえ難しくなる」と予想した。

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