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ドル104円半ばに回復、トランプ氏政策中期でプラスとの見方も浮上

2016年11月10日

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 午前の米ニューヨーク為替市場では、共和党のドナルド・トランプ氏による予想外の大統領選勝利を受けた急落からドルが回復した。市場ではトランプ氏が掲げる保護主義的な政策や減税、米企業の海外収益に対する課税強化などが、中期的にはドルの支援材料になるとの見方も一部で出ている。

ユーロ/ドル<EUR=>はオーバーナイトの取引で1.1299ドルまで上昇していたが、米株式市場の取引開始後は10月31日以来の安値となる1.0938ドルまで下げた。

ドル/円<JPY=>は0.6%安の104.55円。なおマイナス圏だがオーバーナイトの取引でつけた安値の101.15円から大きく持ち直した。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツの市場アナリスト、スコット・スミス氏は「トランプ氏が減税やインフラ投資、保護主義的な政策などを通じ支出を増やすのは確かで、賃金の伸びやインフレに上向きの圧力がかかる公算が大きい」と指摘。物価圧力の増大により、米連邦準備理事会(FRB)は現在の想定を上回るペースで利上げする可能性が高まると予想する。

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