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NZ中銀、過去最低の1.75%に利下げ 緩和終了を示唆

2016年11月10日

[ウェリントン 10日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は10日、政策金利を2.0%から過去最低の1.75%に引き下げた。今回の利下げによってインフレは目標レンジ内に回帰するとの見通しを示した。

市場は利下げが終わったと受け止め、ニュージーランドドル(NZドル)の対米ドル相場<NZD=D4>は一時0.7395米ドルまで上昇した。直近は0.7310米ドル。

同中銀のウィーラー総裁は、声明で「われわれの予測と想定は、きょうの緩和を含む政策決定によって見込まれる力強い成長が目標レンジ半ば付近へのインフレ回帰につながるというものだ」と指摘。

その上で「とりわけ海外の見通しなど、数多くの不透明感が残っており、政策は状況に応じて調整する必要がある」とした。

中銀は来年の政策金利見通しを1.7%としており、利下げの確率がわずか20%であることを示唆している。

JPモルガンのエコノミスト、ベン・ジャーマン氏は「明らかに中銀はやや様子見に入った。インフレが上昇することや力強い成長が続くことを確信しているからだ」と述べた。

ロイター調査では、エコノミスト33人中30人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを見込んでいた。

ウィーラー総裁はまた今回の利下げについて、米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補が予想外の勝利を収めたことを受けて再考し、正しい判断だとの結論に至ったと明らかにした。

記者団に対し「正しい決断だという確信を再確認した」と語った。

また大統領選の結果は、法人税率引き下げなどトランプ氏の勝利による財政面でのリスクに注目する「市場にとって明らかにサプライズだった」と指摘した。

*内容を追加し、カテゴリーを変更しました。

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