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ドル105円前半でもみ合い、トランプ期待で底堅さも

2016年11月10日

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の105.28/30円だった。久々の高値圏で東京時間が始まったこともあり、利益確定や輸出企業の売りが先行して上値が重かった一方、米大統領選で勝利したトランプ氏の政策への思惑を背景にした米長期金利や米株価の上昇を受け、底堅さも意識された。

午後のドル/円は105円前半を軸にしたもみ合いが続いた。米ダウ先物が上げ幅を拡大した局面では一時105.69円に持ち直した。その後、105円前半に押し戻され、もみ合いに移行した。

久々の高値圏となったため国内輸出企業のドル売りを見込んだ短期筋の利益確定売りも出ており、頭が抑えられやすかった。

ただ、市場では「米株価が大きく崩れず経済ファンダメンタルズも変調をきたさないなら、12月利上げの目は残るとみられ、下を攻める気になりにくい」(国内金融機関)との声が聞かれ、ドル/円は104円台では押し目買いも出やすいと見られている。

当面は、米大統領選で勝利したトランプ氏の政策実効性をめぐる思惑で相場が振らされそうで、米金利上昇と米株高の持続力に警戒する展開が続きそうだとの声が出ていた。

前日行われた米大統領選は共和党ドナルド・トランプ候補が当選。海外時間は、次期大統領による米国内への政策期待が先行し、米金利上昇・株高・ドル高となった。

朝方105円後半で推移していたドルは、午前9時過ぎに105.96円まで強含んだ。その後はじり安となり104.95円まで下げたが、正午にかけ105円前半まで持ち直した。

もっとも、こうした底堅い動きだけで相場の方向性を見極めるのは難しいという。「外交・通商面で不透明感があり、リスクオンというよりもリスク回避の巻き戻しという側面が強い。財務長官など主要閣僚人事なども見極めていく必要がある」(国内金融機関)との指摘があった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 105.28/30 1.0940/44 115.18/22

午前9時現在 105.80/82 1.0918/22 115.52/56

NY午後5時 105.67/75 1.0907/12 115.26/30

(為替マーケットチーム)

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