ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

OPEC減産なければ来年も石油余剰続く見通し=IEA

2016年11月10日

[ロンドン 10日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は月次報告で、石油輸出国機構(OPEC)の減産がなければ来年も石油余剰のリスクがあるとの見方を示した。

10月の供給は、OPECの生産が過去最高となったほか、非加盟国のロシア、ブラジル、カナダ、カザフスタンなどの増産で日量80万バレル増加し同9780万バレルとなった。

今年の需要の伸び見通しは日量120万バレルで据え置いた。来年も同様のペースで伸びるとしている。昨年は同180万バレルで5年ぶり高水準だった。

OPECは11月末の会合で生産削減を協議する。IEAは「合意できず、一部の加盟国が生産拡大に動けば、価格が著しく上昇することなく、市場は来年を通じて余剰状態が続くだろう」と指摘。

その上で「17年も余剰状態は続けば、価格が下落する一定のリスクがある」とした。

非加盟国の生産は来年は日量50万バレルで伸びるとの見通しを示した。今年は同90万バレル減のため、OPECの減産がなければ在庫が積みあがることになる。

世界的な経済成長鈍化や、消費が著しかった中国やインドなどからの需要が鈍ることを踏まえると、来年の総需要は上向かない可能性が高いとの見方を示した。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧