株式レポート
11月10日 16時58分
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予想外の米国株高を受け日経平均は1,092円の大幅高 - 市況概況

日本株式市場

予想外の米国株高を受け日経平均は1,092円の大幅高

1.概況

本日の日経平均は1,092円高の1万7344円と大幅に反発し、昨日の下げ幅を埋めて今年最大の上げ幅となりました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて大幅に上昇しています。「トランプ・ショック」を受け大幅安になるとみられていた米国市場が予想外の大幅高になり、一時101円台まで円高に振れたドル円が105円台まで円安に振れたことを受け、日経平均は311円高と大きく反発して寄り付きました。日経平均は10時過ぎに上げ幅を1,000円超まで広げるとその後も堅調な推移となり前場を927円高で終えました。後場に入っても徐々に上げ幅を広げた日経平均は、14時過ぎに1,142円高と1日の高値をつけると引けにかけてやや上げ幅を縮めたものの高値圏で取引を終えています。東証1部の売買代金は3兆4125億円と連日で3兆円を超える大商いとなりました。東証33業種は全業種が上昇し、中でも保険業、証券商品先物、銀行業の金融3業種が高い上昇率となりました。

2.個別銘柄等

東証1部の97%以上の銘柄が上昇する全面高の展開となりました。売買代金上位銘柄も軒並み堅調で、東証1部の売買代金トップに入った三菱UFJ(8306)は11.2%の大幅上昇となりました。トヨタ自動車(7203)が6%高、ソフトバンクグループ(9984)が9.2%高となるなど、その他の銘柄も5-10%程度の大幅上昇となる銘柄ばかりでした。こうした全面高の展開の中、決算発表を材料に急落する銘柄も散見されました。スマートフォン向けゲームなどを手がけるコロプラ(3668)は、今期の業績予想を売上が35.1%減、営業利益が65.5%減と大幅な減収減益見込みになると発表したことが嫌気され20%超の大幅安となり年初来安値を更新しました。また、ウェブ会議システムなどを手がけるブイキューブ(3681)は通期の業績予想を大幅に下方修正したことが嫌気され4.4%安と軟調でした。

【VIEW POINT: 明日への視点】

日経平均は昨日の下げ幅をすべて取り戻す大幅反発となりました。昨日の日本株市場や外国為替市場の値動きからすると大幅な下落になると予想されていた米国株市場が予想外の上昇となったことがポジティブサプライズになったとみられます。昨日時点の日経平均の予想1株当たり利益(EPS)は約1,180円で、この数年間の標準的な水準である予想PER15倍をかけて計算すると17,700円となります。目先はそのあたりの水準が意識されつつ、経済政策や移民政策に対するトランプ氏の言動に注目が集まりそうです。ひとまずトランプ氏の大統領就任にマーケットは好意的な反応を示しましたが、おそらく今後の不透明感が増したのは確かなことですから、それを受けて市場のボラティリティが高まる展開が予想されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

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(マネックス証券)


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