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企業物価指数、10月は前年比-2.7% 5カ月連続で下げ幅縮小

2016年11月11日

[東京 11日 ロイター] - 日銀が11日公表した10月の企業物価指数(CGPI)は98.7となり、前年比で2.7%下落した。国内企業物価は19カ月連続で前年比で下落しているが、原油価格の持ち直しなどを受けて下落幅は5カ月連続で縮小している。

ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比2.7%下落だった。

前年比で見てウエートが最も大きい電力・都市ガス・水道は10.8%下落と前月の同10.3%下落からマイナス幅が小幅拡大したものの、次いで影響が大きい化学製品(同6.1%下落)、石油・石炭製品(同7.3%下落)などは下落幅が縮小している。

原油を中心とした国際商品市況の持ち直しが続き、全体として国内企業物価の下落圧力は弱まりつつある。

もっとも、全814品目のうち前年比で上昇したのは210品目だったのに対し、下落は519品目となった。下落品目が上昇品目を309上回っており、前月の302品目から差が拡大、個別に見ると下落品目も増えている。

日銀では、企業物価の先行きについて「国際商品市況や為替の動向、海外の政治情勢の影響などを注意深く確認していきたい」としている。

前月比では0.1%下落。2カ月ぶりのマイナスになったが、これは夏季の電力料金割増期間終了による影響が大きく、その要因を調整すれば同0.1%上昇となる。

企業物価指数は、企業間で取引される財の価格を合成した指数。企業間の需給や為替、国際商品市況などで変動する。

(伊藤純夫)

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