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ドル106円半ばでもみ合い、トランプ・ショック「だいぶ消化」

2016年11月11日

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の106円半ばだった。午前の取引で107円台に乗せきれず、午後は106円半ばを中心にもみ合った。市場の目線は米国の12月利上げの有無や次期政権の人事などに移りつつあるという。

午後のドルは106.30─60円台で方向感を探る展開。「トランプ・ショックをだいぶ消化してきた」(国内証券)といい、次の材料待ちとなっている。

米国の12月利上げについては、金融市場で安定した状況が続けば実行される可能性が高いとみる向きが多い。ただ、ブラジルレアルや南アランドなど新興国通貨の弱さも目立つことから、「バーナンキ・ショックの時のように、米国への資金回帰の思惑が新興国通貨の下落を加速させる可能性には注意が必要だ」(同)として、新興国経済の不安定化を警戒する声も出ていた。

ロイターは10日、トランプ次期大統領のアドバイザーらが、財務長官候補として金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)を推していると伝えた。ほかには、ゴールドマン・サックス出身で選挙の財務責任者を務めたスティーブン・ムニューチン氏やヘンサーリング下院議員が候補に挙がっているという。

午前のドルは朝方の取引で106.93円まで強含み、前日海外市場で付けた3カ月半ぶり高値106.95円に迫ったが、上抜けできなかった。「107円付近は輸出企業のドル売りも観測される」(国内金融機関)という。

きょうはベテランズデーで米債市場が休場ということもあり、短期筋のポジション整理などが行われやすかった。ドルの上値は次第に重くなり、午前11時半過ぎに一時106.25円付近まで下落した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 106.50/52 1.0910/14 116.20/24

午前9時現在 106.80/82 1.0886/90 116.27/31

NY午後5時 106.81/89 1.0893/98 116.36/40

*見出しを修正して再送します。

(為替マーケットチーム)

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