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トランプ勝利で広がるインフレ期待、商品など物色

ロイター
2016年11月14日
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11月10日、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏(写真)が公約通り大規模な減税やインフラ投資を進めれば、世界的にインフレが上昇するとの思惑が市場で広がり、投資家は物価上昇による恩恵が最も大きい資産を手に入れようと奮闘中だ。NY市で9日撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)

[ロンドン 10日 ロイター] - 米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏が公約通り大規模な減税やインフラ投資を進めれば、世界的にインフレが上昇するとの思惑が市場で広がり、投資家は物価上昇による恩恵が最も大きい資産を手に入れようと奮闘中だ。

 インフレは世界金融危機以来、歴史的な水準に落ち込み、先進国の多くはデフレと戦っている。インフレが大幅に上昇するか、もしくはリフレの状態になれば、市場にとっては潮目が変わる。世界最大の経済大国である米国で物価が上がれば、その影響は海外にも波及する。

 このため地域、アセットクラス、業種のあらゆる角度からインフレが追い風となる資産が物色されている。

 最も注目を集めているのは国債、工業用金属、資源・建設会社だ。野村の資産アロケーション・外為ストラテジーチームは10日「トランプ氏の政策の中核はリフレ」と指摘。米国での物価や市場金利の上昇には実質成長率の高まりが欠かせないとした。

 また、物価上昇により米連邦準備理事会(FRB)の来年の利上げペースは現在の見通しよりも上がらざるを得ないとして、ドルを買って円、ユーロ、カナダドルを売るよう推奨した。

 野村はドル/円相場が3ヵ月以内に現在の106円台後半から110円に上昇すると予想。ドルは対カナダドルでは1.34カナダドルから1.40カナダドルに上がり、ユーロ/ドルは1.09ドルから1.05ドルに下落すると見込んでいる。

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