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トランプ米次期大統領、イラク戦争支持派の政権幹部起用を検討

2016年11月15日

[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ次期米大統領が2003年のイラク戦争を支持していた当時のブッシュ政権幹部のうち複数名を国家安全保障に関わる政権の要職に起用する方向で検討していることが、共和党関係者の話で明らかになった。

起用される可能性があるのは、ネオコン(新保守主義派)として知られるジョン・ボルトン元国連大使とウールジー元中央情報局(CIA)長官。

トランプ氏はこれまで、イラク戦争には一貫して反対していたと発言している。

関係者によると、ボルトン氏は外交を担う国務長官への起用が検討されているという。報道によると、ウールジー氏は国家情報長官候補となっている。

また、ボルトン氏の一番の側近でCIAの元職員、フレデリック・フレイツ氏の政権入りも検討されている。

イラク戦争で軍務に就いた経験のある関係者は、イラク戦争を支持した要人はイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で部隊の増派に傾く可能性があると指摘した。

米情報機関の近東部門トップを05年まで5年間務めたポール・ピラー氏は、トランプ氏は外交の経験がほとんどなく、外交政策についての発言も一貫性がないため、政権の上級職の人事が極めて重要だと語った。

ボルトン氏とウールジー氏はコメントの要請に応じなかった。

ボルトン氏が国務長官に指名された場合、上院で承認されるかどうかは不透明だ。2005年に上院の民主党議員らは1人の共和党議員とともに、ボルトン氏の国連大使指名承認を阻止したことがある。ただ、当時のブッシュ大統領は米議会閉会中に大統領の権限で同氏を国連大使に就任させた。

フレイツ氏は電話で、トランプ氏による政権移行に関わっていることを確認したが、それ以上のコメントは避けた。

*カテゴリーを変更して再送しました。

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