TOEIC® スコアは
自らの英語力を測定する“物差し”

 ちまたでよく言われるのは、「TOEIC® L&Rで700点取っても英語を話せない」「英語のスキルよりもスコアを追いかけてしまう」などだ。今回のTOEIC® L&Rのより実際的な内容への出題変更と、TOEIC® S&Wのさらなる普及は、そうした課題を解決し、英語学習の動機付けを強める一歩となる。

 「TOEIC® Programは資格試験ではなく、あくまでも英語学習のパートナー。スコアは自らの英語力を測定する“物差し”であり、目標スコアに向けて勉強することが、実際の仕事現場での英語のコミュニケーション能力の向上に役立つはずです」と語る永井氏は力強く語った。

 “英語を話す場”の提供を試みるIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)

 IIBCでは国内で英語を気楽に話せる場がほしいとの要望に応え、学びとネットワーキングの場の提供を行なっている。今年11月上旬には期間限定で、東京・六本木ヒルズに「TOEIC® ENGLISH CAFÉ presented by IIBC」をオープンした。普段からIIBCには「英語を使う場面がなかなかない」「英語を話す時に緊張する」などの声が寄せられており、カフェというリラックスした場で、楽しく英語を話す機会を提供することになった。カフェには、ネイティブスピーカーと参加者がコミュニケーションできるフリートーキングテーブルや、FMラジオ局J−WAVEの人気ナビゲーターと実際に英語でコミュニケーションができるプログラムが用意され、3日間で英語に関心を持つ大勢の人々で賑わった。

【解答】 147 C 148 C