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米小売売上高が予想上回る、来月利上げに追い風か

2016年11月15日

[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が発表した10月の小売売上高は前月比0.8%増となり、予想の0.6%を上回って伸びた。前年同月比では4.3%増。自動車を中心に幅広く好調で米経済が力強さを維持していることが確認されたことで、来月の利上げに追い風となる可能性がある。

10月はハリケーン「マシュー」の被害に遭った地域で建設資材の需要が好調だったことも小売売上高の押し上げ要因となった。

9月は1.0%増と、従来の0.6%増から上方修正された。9月と10月の合計の増加は、2カ月連続での増加としては2014年初頭以来最大となった。

10月の自動車、ガソリン、建設資材、食品サービスを除くコア売上高は0.8%増となり、予想の0.3%を上回って増加。9月は0.3%増と、従来の0.1%増から上方修正された。9月のコア売上高が上方修正されたことで、第3・四半期国内総生産(GDP)も速報値の2.9%増から上振れする可能性がある。

ウェルズ・ファーゴ証券のシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「米大統領選をめぐる不透明感が根強かった10月に小売売上高が堅調だったことは、米経済のけん引役が引き続き堅調との安心感を提供する」と話す。

MUFGユニオン・バンクのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「これはまさにFRBのハト派に12月利上げを説得するための材料だ。米経済は堅調で、データは向こう数カ月の景気見通しに強気なシグナル」と述べた。

部門別では自動車が1.1%増と前月の1.9%増に続く増加となったほか、ガソリンスタンドの売上高はガソリン価格の上昇を反映し2.2%増加した。

このほか建設資材が1.1%増、ネット小売が1.5%増、スポーツ用品・趣味用品が1.3%増となった。ただレストラン・バーの売上高は悪天候で外出を控えた人が多かったことを反映し0.7%減少した。

*内容を追加して再送します。

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