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“手が届く高品質”を有名人たちも支持
無名ブランドを広めた怖いもの知らず
ジンカンパニー社長 藤原 仁

週刊ダイヤモンド編集部
【第137回】 2011年1月21日
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ジンカンパニー社長 藤原 仁
Photo by Toshiaki Usami

 女性のオシャレ心をくすぐるファッション誌。ページをめくると読者の憧れの的であるモデルたちが、見事な着こなしを披露している。

 彼女たちが着ている洋服で、よく目にするのが「OSMOSIS(オズモーシス)」というブランドだ。特に20歳代の女性に支持され、有名タレントにもファンが多い。

 人気の秘密は、高級ブランドに劣らないデザイン性と品質を有しながら、ワンピースやバッグが1万円以下、レザージャケットなど高額商品でも2万円前後というコストパフォーマンスの高さにある。

 ちょうどアルバイトや仕事を始めた女性たちが、自分で稼いだ給料でもオシャレなものに手が届く。ファストファッションや量販店の商品は身に着けたくない、しかし費用はそこまでかけられないといった若い女性の心を掴んでいるのだ。

 そんなOSMOSISブランドを開発、展開しているのが、ジンカンパニー社長の藤原仁だ。

 今でこそ有名なブランドに成長しているが、原点は藤原の妻が趣味感覚で作った洋服にあった。妻のデザインセンスを見抜いた藤原は、1995年に自身のブランドを立ち上げ、ジンカンパニーの設立を決心する。

 ところが当時は、「レディースブランド受難の時代」。デザインや品質がよくても、安いものしか売れないといわれていた。

 それでもOSMOSISブランドが成功したのは、藤原が底知れない行動力で多くの経験をし、「自分で無理と思わなければなんでもできる」という自信を持っていたからだ。

16歳で仙台から上京
18歳で起業して社長
20歳で単身インドネシア

 幼い頃から「誰もやらないことをやりたい」という強い気持ちがあった藤原は、16歳にして生まれ育った仙台から上京。興味を持っていたファッションの世界にその身を投じる。

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