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インタビュー:米大統領選過剰反応に警鐘、利上げ緩やか=連銀総裁

2016年11月17日

[クリーブランド 16日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は16日、連邦準備理事会(FRB)は米大統領選挙の結果を受けた市場の動きに過剰に反応するべきでないとし、緩やかなペースで利上げを行っていく軌道には変わりはないとの考えを示した。

同総裁はロイターのインタビューに対し、「市場は絶えず反応しているため、こうした市場の動きに過剰に反応しないよう留意する必要がある」と指摘。次期政権の財政政策のほか、欧州やその他の地域での状況が今後、より明確になっていくに従い、利上げに向けた姿勢も変化していくとの考えを示した。

メスター総裁を含む多くのFRB当局者の間では12月に利上げが実施されるとの見方が大勢。FRBが9月に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーによる金利予想によると、2017年は2回の利上げが行われ、同年末までにフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は1.1%近辺に上昇するとの見方が示されている。

メスター総裁は「コンセンサス予想より自身の予想はやや高いところにある」とし、「FRBが担う2つの目標は達成されつつあるため、金利を引き上げ始めるのが適切と考えられる」と述べた。

また、ボラティリティーが著しく高まれば政策に対する自身の見通しを変えざるを得なくなるとしながらも、「(市場の)日々の動きは特に問題はないと見ており、政策スタンスを変更しようとは思わない」と指摘。

 「財政政策に何らかの変更があるとの観測が台頭した可能性があるが、こうした政策が実施されるタイミングのほか、どのような形式の政策なのか、移民、税制、インフラ投資、通商政策に関するものなのか、われわれはまだ把握していない」と述べた。

メスター総裁は今年のFOMCの投票権を持つメンバー。

*内容を追加しました。

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