ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

対米証券投資、9月は米国債売り越しが過去最大の766億ドル

2016年11月17日

[16日 ロイター] - 米財務省が16日発表した9月の対米証券投資統計によると、海外投資家による米財務省証券投資は、売り越し額が766億ドルと1978年1月の統計開始以来最大となった。

米経済の回復を背景に、短期的・中期的に金利が上昇するとの見方が広がった。財務省証券は、今年は2月を除いて毎月売り越しとなっている。2月は99億ドルの買い越しだった。

中央銀行など海外公的機関は455億6000万ドルの売り越し、海外の民間投資家は299億2000万ドルの売り越しだった。

BNYメロンのチーフ・マーケット・ストラテジスト、サイモン・デリック氏は、米国債には14年近く絶え間なく資金が流入してきたが、2014年の夏から需要が細り始めたと指摘。

 「連邦準備理事会(FRB)が2009━14年10月に実施した様々な形の資産買い入れが、長期金利の低下傾向の維持に寄与していたことは明らかだ」と指摘した。

海外中銀は米国債の保有残高を減らしている。9月の海外中銀の米財務省証券保有高は3兆9010億ドルと、前月の3兆9480億ドルから減少した。前年同月比では6%減少している。

中国の米財務省証券保有高は1兆1570億ドルと、4カ月連続の減少。前月は1兆1850億ドル。過去1年で8%減少しているが、保有額は引き続き世界最大。

日本の米財務省証券保有高は1兆1360億ドルで、前月の1兆1440億ドルから減少した。保有額は世界2位。

米長期有価証券投資(株式スワップ等除く)は262億ドルの売り越し。前月は455億ドルの買い越しだった。

短期債も含めた対米証券投資は1529億ドルの売り越しだった。前月は400億ドルの買い越し。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧