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インドネシア中銀が金利据え置き、世界的な不透明感で

2016年11月17日

[ジャカルタ 17日 ロイター] - インドネシア中央銀行は、政策金利である7日物リバースレポ金利を4.75%に据え置いた。米大統領選の結果を受けた世界的な不透明感の高まりに対応するため。

政策金利の据え置きは市場の予想通りだった。

これに伴い、翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)は4.00%、貸出ファシリティー金利は5.50%にそれぞれ据え置いた。

ロイター調査ではアナリスト19人中18人が金利据え置きを予想していた。1人は利下げを見込んでいた。

中銀は8月から、政策金利を12カ月物レファレンスレートから7日物リバースレポレートに変更した。

今年に入ってこれまでに新旧の政策金利を合わせて計150ベーシスポイント(bp)の利下げを実施している。

中銀は声明で、今回の据え置きは、米大統領選後に高まった先行き不透明感に対する中銀の慎重姿勢に沿った決定だ、と明らかにした。

当局データによると、米大統領選後に、海外投資家は19兆ルピア(5億2340万ドル)相当のインドネシア株式と債券を売却している。通貨ルピアも一時急落した。ただ、その後中銀介入により安定し、現在は大統領選前よりも約2%低い水準で推移している。

キャピタル・エコノミクスは、据え置き決定は、中銀が現時点で景気支援よりも為替相場の安定を優先していることを示している、と指摘。米利上げが間もなく行われることを踏まえると、インドネシアの緩和サイクルは終わりに近づいているとの見方を示した。

中銀はこの日、2016年の成長率予想を5.0%に修正した。従来予想は4.9─5.3%だった。2017年は、5.1─5.5%から5.0─5.4に下方修正した。

*内容を追加しました。

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