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10月米消費者物価0.4%上昇、6カ月ぶりの大きな伸び

2016年11月18日

[ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が17日発表した10月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇で6カ月ぶりの大きな伸びとなった。前年同月比は1.6%上昇で2014年10月以来の大きな上昇率だった。

ガソリンや家賃が値上がりが全体を押し上げた。物価上昇が加速していることを示しており、連邦準備理事会(FRB)による12月の利上げに道を開く可能性がある。

9月は前月比0.3%上昇、前年同月比1.5%の上昇だった。10月の数字は前月比、前年同月比とも市場予想と一致した。

ただ、基調的なインフレは緩やかなままだ。変動の激しい食品やエネルギーを除くコアCPIは前月比で0.1%上昇した。前年同月比では2.1%の上昇だった。9月は前月比は0.1%上昇、前年同月比は2.2%の上昇だった。

FRBが個人消費支出(PCE)物価のコア指数は9月時点で前年同月比1.7%上昇と、2%のインフレ目標を下回る状況が続いている。  

トランプ次期米大統領が掲げるインフラ投資拡大や防衛費の増額が実施されれば、今後数年でインフレ率はさらに上昇する可能性がある。労働市場が最大雇用状態となる中での財政刺激策の導入は、現在想定されている以上のペースの金利引き上げを招くかもしれない。

10月のCPIの内訳は、ガソリンが前月比7.0%上昇した。ガソリンの値上がりは全体の物価上昇の半分以上を占めた。9月は5.8%だった。食料は4カ月連続で横ばいだった。家庭で消費される食品の価格は6カ月連続で下落した。

コアCPIをみると、住宅が引き続き上昇した。家賃は0.4%上昇で、帰属家賃は0.3%上がった。9月は0.4%上昇だった。医療費は2カ月連続で横ばい。病院費の上昇は診察費の値下がりに打ち消された。処方せん薬は0.2%上昇。9月の0.8%から伸びが鈍化した。

このほか、新車や衣料品を含む多くの品目が値上がりした。

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