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豪ANZ子会社買収に、明治安田生命などが関心 富裕層向け事業も

2016年11月18日

[シドニー/シンガポール/東京 18日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の生命保険と富裕層向け事業売却に関し、明治安田生命保険と香港の生保大手AIAグループ<1299.HK>が関心を示している。関係筋が明らかにした。

明治安田生命は生保事業だけでなく、富裕層向け事業のうち比較的リスクが小さい老齢年金事業にも関心を寄せているもよう。一方AIAは、買収により豪州事業の大幅拡充につなげたい考えだと、関係筋2人が話した。同社の豪州での保険料収入は、香港やシンガポールなどの他市場に比べて相対的に少ない。

明治安田生命とAIAはコメントを控えた。

豪州は他の先進国に比べ人口や経済成長の伸びが大きく、新興国市場より規制が安定していることから、外資系保険会社にとって魅力的な市場となっている。同国の保険最大手である第一生命ホールディングス<8750.T>は、2011年に豪TAL(旧タワー)を12億豪ドル(8億8800万米ドル)で買収しているが、関係筋によるとANZの部門買収には関心がないという。

TALの投資家向け資料によると、ANZの保険子会社「ワンパス」は豪生保市場で10%のシェアを持ち、豪州第6位。TALは17%、AIAは13%となっている。

ANZによると、売却を示唆した事業のEV(エンベディッド・バリュー)は45億豪ドル(33億3000万米ドル)。エリオット最高経営責任者(CEO)は今月、少なくともEVの金額での事業売却を検討していると示唆していた。

同社の豪保険・富裕層向け事業の2016年9月期通期利益は前年比24%減の3億2700万豪ドルだった。リストラやソフトウエア関連費用がかさみ、利益を圧迫した。

*内容を追加します。

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