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トランプ政権の人事や政策が引き続き材料に=今週の米株市場

2016年11月21日

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 21日からの週の米国株式市場では、8日の米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏の勝利を受け、今週も新政権の政策が株式にどのような影響を及ぼすか探る動きが続きそうだ。

共和党のトランプ氏の予想外の勝利で、投資家は前提の変更を迫られ、結果的に銀行株、バイオテクノロジー株、建設株などの大幅上昇につながった。

ただ、この先も引き続きそれらの銘柄がモメンタムを維持するには、減税や歳出拡大などの政策について詳細をみる必要があるかもしれない。

 「市場に影響を与えるのは、誰がどのポストに就任するかや、政策や法案が変更される可能性などのニュースかもしれない」とBB&Tウエルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は述べる。

24日が感謝祭の休日で株式市場は休場、25日は短縮取引になる。そのためトランプ新政権の閣僚人事など政治的なニュースが、株式を大きく動かす可能性があるという。

リッジワース・インベストメンツのアセットアロケーション担当ディレクター、アラン・ゲイル氏は「2017年には政府が健全な刺激策を導入するとの期待が広がっている。もし、その見方が時期尚早だったことを示す何らかの出来事があれば、あっという間に株価が調整するだろう」と指摘する。

 「この予想外の上昇を好機ととらえ、年末が近づくなか、利益を確定させる動きが出るだろう。下げた局面で、特に金融と製造業に買いが入り、一時的ではなく長期的な動きであることが示唆されるかに注目している」とニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラデジスト、クインシー・クロスビー氏は述べた。

バイオテクノロジー株<.NBI>指数は大統領選挙後約9%上昇している。クリントン氏が提唱した処方薬の価格抑制計画が実現する可能性が消えたためだ。

ヘルスケア部門の規制緩和見通しを受け、バイオテクノロジー株にはまだ上昇余地があるとの指摘が聞かれる。その一方で、トランプ氏は国民にアピールしやすい政策として、高い薬品価格の問題に飛びつく可能性があるためまだ不透明感が続く、との指摘もある。

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