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アジア経済は内需拡大を、貿易障壁の排除は当面棚上げ=パウエルFRB理事

2016年11月21日

[サンフランシスコ 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は18日、輸出主導型のアジア経済はここ数年の世界貿易の急激な鈍化に、内需を押し上げることで対応すべきとの考えを示した。

外需が低迷する中でモノやサービスなどの内需を後押しすることは、アジア経済の成長を加速させるだけでなく、世界経済の下支えにもつながると語った。

アジア新興国は一般的に大幅な貿易黒字にあり、外需の変動の影響を受けやすい。

サンフランシスコ連銀主催の会合に向けた講演の準備原稿によると、同理事は「アジア新興国が内需を後押しし、貿易黒字を赤字に代えることを容認する場合、世界経済に需要が生まれる」と指摘。これには時間がかかる可能性があるが、アジア新興国に新たな成長源をもたらし、地域の経済成長を支援するとした。

米国の経済や金融政策については具体的に言及しなかった。

パウエル理事はまた、世界貿易には排除できる障壁がまだ残るが、排除プロセスは「当面」棚上げされる可能性があり、ここ数年の世界貿易の鈍化を反転させるのはますます困難になるとの見方を示した。

米国の新政権の政策について推測することはできないとし、中国製品に対する関税がどこまで引き上げられるかについてのコメントは避けた。

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