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WHO、ジカ熱の緊急事態解除 長期的な対策の必要性強調

2016年11月21日

[ジュネーブ/シカゴ 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は18日、蚊が媒介する感染症「ジカ熱」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を解除した。一方で、ジカウイルスに対する長期的な対策の必要性を強調した。

緊急事態の解除により、ジカ熱は、深刻なリスクがあり、効果的なワクチン開発を含む継続的な研究が要求される疾病のグループに分類されることになる。このグループには、デング熱も含まれる。

複数の公衆衛生の専門家らは、緊急事態の解除により、米国などで感染が続いているジカウイルスに対する研究がスローダウンするのではないかと懸念を示している。

WHOは2月に緊急事態を宣言し、各国に感染報告を義務付けた。

米疾病対策予防センター(CDC)は声明で、「妊娠中のジカ熱感染により、胎児に深刻な疾病を引き起こす可能性があるため、妊婦がジカ感染地域への渡航を控えることは極めて重要」だと述べた。

WHOの緊急事態対策計画の責任者ピーター・サラマ博士は、記者会見で、「ジカ熱の重要性を格下げしたわけではない」と強調。

ジカ熱を長期的な研究が必要な疾病に分類することによって、「ジカ熱が存在し続け、しっかりとした対応を取り続ける」必要性を訴えていると述べた。

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