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ユーロ反発、円は日本の地震報道で上昇=NY市場

2016年11月22日

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが反発した。欧州政治をめぐる不透明感がやや和らいだ上に、米大統領選後の全般的なドル高の勢いが弱まった。

円は対ドルで続落し、一時半年ぶりの安値を付ける場面があったが、福島県や茨城県などで地震があったと伝えられると買い戻された。

終盤のユーロ/ドル<EUR=>は0.2%高の1.0601ドルで、前週末に付けた11カ月ぶりの安値水準から持ち直した。

ドル/円<JPY=>は直近が0.1%安の110.80円。一時は半年ぶり高値の111.36円まで買われた。

アナリストによると、ドイツのメルケル首相が20日に4期目の出馬を正式表明したことがユーロにプラスとなった。欧州に広がる大衆迎合主義(ポピュリズム)や反グローバリズムを投資家が懸念する中で、メルケル氏は伝統的な西欧の自由と民主主義の守り手とみられている。

フランスでは来年の大統領選に向けた中道・右派統一候補選出の予備選で、サルコジ前大統領が決選投票に進めなかった。サルコジ氏の敗退により、反欧州連合(EU)を掲げる国民戦線のルペン党首が大統領選で中道・右派候補に勝利する確率が下がったとの見方が出ている。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は終盤が0.1%安の101.12と上昇の流れが一服した。

スコシアバンクのチーフ通貨ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は、こうした動きについて単なる調整か、最も控えめに言えば値固めにすぎないと説明した上で、米国の経済成長が高まって金利が上昇すると見込まれることを理由に中期的なドルの強気見通しを維持した。

一方でケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのヘッジング・ソリューションズ担当ディレクター、スコット・スミス氏は、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が17日の議会証言で米経済について慎重な見解を示し、FRBが財政支出拡大の可能性を性急に経済分析モデルに織り込もうとしていないように見えると指摘。これは市場のドル強気バイアスにとってリスクになると付け加えた。

ドル/円 NY終値 110.79/110.87

始値 110.51

高値 111.36

安値 110.46

ユーロ/ドル NY終値 1.0627/1.0632

始値 1.0633

高値 1.0646

安値 1.0590

*内容を追加して再送します。

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