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米FCC、トランプ政権下で大型合併支持に方針転換も

2016年11月22日

[ニューヨーク 21日 ロイター] - トランプ次期米政権の下で連邦通信委員会(FCC)は緩やかな規制を志向し、通信業界の大規模な合併に前向きな姿勢を示すとみられる。

トランプ氏の政権移行チームはエコノミストのジェフ・アイセナッチ氏とスプリント<S.N>のロビイストを務めたマーク・ジャミソン氏に、FCCの新たなメンバーと政策を検討するよう要請した。両氏とも過去に大型合併に支持を表明している。

レコン・アナリティクスのアナリスト、ロジャー・エントナー氏は両氏の起用について「規制を緩くし競争により重点を置いた典型的な共和党のFCC」になることを示唆しているとの見方を示し「新たな規制の策定よりも規制緩和が焦点になる」と語った。

オバマ政権下でコムキャスト<CMCSA.O>によるタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)買収やAT&T<T.N>のTモバイル<TMUS.O>買収に反対したFCCには大きな方針転換となる可能性がある。

アナリストによれば、アイセナッチ氏はAT&TのTモバイル買収もスプリントによるTモバイル買収も支持していた。

ニュー・ストリート・リサーチのアナリスト、スペンサー・カーン氏はアイセナッチ氏について、通信業界では「ビジネス寄り」として知られていると指摘した。その上で「誰が(FCC委員長に)選ばれても同じような企業寄りの政策を取る公算が大きい」と予想した。

また、トランプ氏はAT&Tによるタイム・ワーナー<TWX.N>買収を認めないと言明していたが、アイセナッチ氏を起用したことで方針を転換する可能性があるとの見方も出ている。

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