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日経平均は続伸、円弱含みが支え TOPIXは9連騰

2016年11月22日

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸となった。22日朝の福島県沖を震源とする地震が発生しリスク回避的なドル安/円高が進んだことを受け、朝方は株売りが先行。ただ地震の被害は限定的との見方が広がると押し目買いが入り、プラス圏に浮上した。

上昇ピッチの速さなどに対する警戒感はあるものの、円相場が弱含みに転じると日経平均は引けにかけじり高基調を強めた。

日経平均の5日続伸は、2016年10月14─20日の5連騰以来、約1カ月ぶりの連騰記録。TOPIXは9日連続高となり、15年7月29日─8月10日の9日続伸以来、約1年3カ月の記録となった。

主要産油国による原油減産合意が近いとの見方を背景に原油価格が大幅続伸し、石油関連株が上昇。前日に売られた鉄鋼、非鉄金属が切り返したほか、情報・通信、小売など内需株の一角も買われ、指数上昇を支えた。

三菱UFJ<8306.T>が売り先行後にプラス圏に浮上するなど金融株は底堅さを維持。「足元で市場心理のメルクマールとなっている銀行株のしっかりとした値動きが買い安心感につながっている」(外資系証券トレーダー)との見方があった。

一方、トヨタ<7203.T>やホンダ<7267.T>など自動車株は軟調だった。「指数は強いが個別株では弱い銘柄も目立つ。トランプ・ラリーは8─9合目まで来ているが、具体的な売る材料がないため、足元のトレンドが続いている印象」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)といい、きっかけ次第で反転するリスクを内包しているという。

個別銘柄では、カルソニックカンセイ<7248.T>が上場来高値を更新。日産自動車<7201.T>が子会社のカルソカンセを米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却することで合意したと一部で報じられ、あらためて材料視された。

株主優待制度の導入を発表したルック<8029.T>や11月既存店売上高が好調だったジーンズメイト<7448.T>も高い。

また日本金銭機械<6418.T>やオーイズミ<6428.T>、テックファームホールディングス<3625.T>などカジノ関連株がしっかり。自民党の二階俊博幹事長が22日の記者会見で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について「機が熟しつつある。審議に入っていくと理解している」と述べ、今国会で審議入りする見通しを示したと伝わり、材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり1210銘柄に対し、値下がりが650銘柄、変わらずが127銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      18162.94 +56.92

寄り付き    18091.05

安値/高値   18050.55─18175.63

TOPIX<.TOPX>

終値       1447.5 +4.57

寄り付き     1441.76

安値/高値    1439.79─1448.45

東証出来高(万株) 196090

東証売買代金(億円) 21727.97

*写真を差し替えます。

(杉山容俊)

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