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10月米中古住宅販売は9年半ぶり高水準、累積需要押し上げ

2016年11月23日

[ワシントン 22日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が公表した10月の米中古住宅販売は、前月比2%増の年率560万戸と、2007年2月以来約9年半ぶりの高水準を記録した。市場予想は0.5%減の543万戸だった。

住宅着工や小売売上高など足元では堅調な経済指標が相次いでおり、米中古住宅販売は第4・四半期に入り成長が加速したことをあらためて示唆した。

10月の米中古住宅販売は、前年比では5.9%増えた。

9月分は、前回公表の547万戸から549万戸に上方修正された。また全地域で販売が伸びた。

NARは中古住宅販売が予想外に増加したことについて、中古物件のひっ迫を受けて夏場に購入を手控えた層による「累積需要」が押し上げ要因になったと説明している。

10月の住宅販売価格は中央値で前年同月比6.0%上昇の23万2200ドル。在庫不足で引き続き上昇圧力がかかった。

住宅在庫は前月比0.5%減の202万戸。前年比では4.3%減と、17カ月連続のマイナスとなった。

在庫比率は4.3カ月と、前月の4.4カ月から低下した。健全な需給バランスの目安は6カ月とされる。

連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、トランプ氏の米大統領選勝利以降、30年物の固定住宅ローン金利は平均3.94%と、40ベーシスポイント(bp)近く上昇した。

住宅ローン金利の上昇が来年初めの販売をやや圧迫する可能性があるが、エコノミストや業界関係者らは、労働市場の改善が継続していることから、住宅販売への影響は軽微だろうと話している。

NARは今年の米中古住宅販売は平均536万戸となり、来年は約546万戸に増加すると見込んでいる。

*内容を追加して再送します。

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