「会議は筋書き通りに進まないことが多いもの。途中で質問があったり、確認事項が生じることは多々あります。そうした場合も『ClickShare』なら、他のメンバーのデバイスに保管されている資料をその場で転送し、手軽に共有できるので、イレギュラーな展開にも短時間で対処できます」と笹野部長は述べる。

 バルコはベルギーに本社を置き、業務用可視化システムマーケットにフォーカスするグローバル・テクノロジー・カンパニーだ。創業80年以上の歴史と世界90カ国に拠点を有し、その高い技術力で革新的な製品を世界市場に送り出してきた。

 とりわけ「ClickShare」は、会議の活性化ツールとして日本を含む多くの国の企業で導入されているが、2016年12月、日本向けの新しいパッケージとして、新たに「CS-100 COLLABORATION SUITE」(左下の写真)および「CSE-200 COLLABORATION SUITE」(右下の写真)が投入された。

CS-100■CS-100 COLLABORATION SUITE
ベースユニットとClickShareボタン4個、トレイ、HDMIケーブルをパッケージにした小会議室向けスタンドアローン・システム
CSE-200■CSE-200 COLLABORATION SUITE
企業内のネットワークにも接続可能な中小会議室向けシステム。ベースユニットとClickShareボタン4個、トレイ、HDMIケーブルをパッケージ


「CS-100 COLLABORATION SUITE」は、ベースユニット(本体)および、USBでパソコンに接続する「ClickShareボタン」4個、トレイ、そしてHDMIケーブルをパッケージにした小会議室用スタンドアローン・システム。最大8端末の接続が可能だ。

「CSE-200 COLLABORATION SUITE」は、企業内のネットワークにも接続可能な中小会議室用システムで、最大16端末まで接続でき、2個の端末の画面をモニターに同時投影することができる。