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中米から米国へ向かう移民急増、トランプ新大統領就任前を狙う

2016年11月25日

[テグシガルパ/グアテマラ市 24日 ロイター] - 中米各国は24日、ドナルド・トランプ氏が米大統領選に勝利して以降、来年の大統領就任前に米国に到着するために、多くの移民が貧しく、暴力の多い地元を離れ、米国に向かっていると述べた。

トランプ氏は、移民に対して強硬な立場。米国に不法滞在している移民数百万人を追放し、メキシコとの国境に壁を築くと警告している。

米国は2016年度、南西のメキシコとの国境で、前年度比約4分の1増の約41万人を拘束。その大半はグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスの出身者だった。

中米の当局者によると、トランプ氏の勝利以降、北へ向かう人が急増し、米国の南部国境沿いに滞留しているという。

ホンジュラスのマタモロス副外相はロイターに「トランプ氏の就任前に米国に入国しなければいけないと、密入国業者らに促されて国を離れる人が増えている」と懸念を示した。

グアテマラのモラレス外相も、人々が大挙して同国を去っているととした上で「密入国業者らは借金がある人々を立ち去らせ、旅費代わりに財産を奪い取っている」と、インタビューで述べた。

米国の税関国境警備局は先週、テキサス州のメキシコ国境近くに、最大500人を収容できる臨時の施設を開設。米国土安全保障省のジョンソン長官は今月、収容施設への移民の収容数が通常より約1万人多いと述べた。

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