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ブラックフライデー後の小売株に注目=今週の米株式市場

2016年11月28日

[サンフランシスコ 25日 ロイター] - 今週の米株式市場は、年末商戦の幕開けとなる25日のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)を終えて小売株に注目が集まりそうだ。

昨年の年末商戦が不振で株価が急落したベスト・バイ<BBY.N>、コールズ<KSS.N>、メイシーズ<M.N>などは最悪期は過ぎたとの見方や景気回復で客足が伸びるとの期待から、このところ大幅に上昇している。

ただ好調な消費や売上高の増加は、既に株価に織り込まれているとの見方も出ている。月初からの上昇率はベスト・バイとメイシーズが20%を超え、コールズは25%と1カ月の上げ幅としては約16年ぶりの大きさとなった。

LPLフィナンシャルのバート・ホワイト最高投資責任者(CIO)は調査リポートで「(年末商戦の)売り上げ増により小売り部門がアウトパフォームするとは必ずしも予想していない。ただ相場の足を引っ張ることはないだろう」と分析した。

トムソン・ロイターの調べによると、ブラックフライデーの中心となった小売り大手15社の今年のパフォーマンスは、配当を含むリターンが平均で12%となった。

第4・四半期はこれら15社の売上高が3.3%増加する見通しで、前年同期の2.5%増を上回る。ただアマゾン<AMZN.O>を除くと、残り14社の売上高は1.7%増にとどまり昨年の1.1%増をわずかに上回るにすぎない。

今週公表される経済指標では、国内総生産(GDP)、雇用統計、ISM製造業景気指数、自動車販売などが焦点となる。第3・四半期の景気加速を示し、12月の米連邦準備理事会(FRB)の利上げを後押しする内容になりそうだ。

石油輸出国機構(OPEC)は30日にウィーンで総会を開催し、減産の詳細で最終合意を目指す。

30日にはFRBの地区連銀経済報告(ベージュブック)も公表される。

1日はディスカウント小売大手ダラー・ゼネラルが第3・四半期決算を発表する。

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