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原油市場は減産なしでも均衡=サウジ・エネルギー相

2016年11月28日

[ダーラン(サウジアラビア) 27日 ロイター] - サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は27日、産油国が介入しなくても原油市場は2017年に均衡するとの考えを示し、そのため生産を現行水準で維持することが正当化される可能性があると指摘した。国営石油会社サウジアラムコの本社で記者団に語った。

石油輸出国機構(OPEC)は9月にアルジェリアで開いた会合で、日量3250万─3300万バレルへの減産で暫定合意。11月30日の総会で最終的な合意を目指すほか、ロシアなど非加盟国にも生産抑制への協力を求めている。

ファリハ・エネルギー相は、サウジはすべての国が協力するというアルジェリアでの合意内容を引き続き支持すると表明。

 「われわれは2017年の需要が心強い水準になると見込んでおり、市場はOPECが介入しなくても均衡するだろう。しかしOPECの介入はこの均衡を早めること、そしてより速いペースでの市場回復を促すことを目指している」と語った。

ただ、サウジが11月の生産量を日量1060万バレル近辺の高水準に維持するかとの質問には「サウジ産原油への需要は依然として強く、非常に健全だ」と述べ、「サウジとその市場シェアにかかわらず、このことを原油市場の健全性と改善の兆しと見れば、市場の回復について楽観できるポジティブなシグナルだ」と指摘。

 「OPEC総会での選択肢は減産だけではない。発展途上国や米国の消費や景気改善を踏まえると、現行水準での生産維持が正当化される」との見解を示した。

サウジの生産計画について具体的な言及はなかった。

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