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韓国サムスン電子、持ち株会社設立など検討 海外上場も選択肢

2016年11月29日

[ソウル 29日 ロイター] - 韓国サムスン電子<005930.KS>は29日、透明性向上とガバナンス強化を求める声が高まる中、最適な企業構造の実現に向け、持ち株会社の設立などを含む選択肢を検討していることを明らかにした。

海外株式市場への上場の利点についても精査しており、これらの選択肢を検討する上でアドバイザーを起用したという。

同社は「この検討は経営陣や取締役会の意向を示すものではない」とし、プロセスは少なくとも半年かかるとの見通しを示した。

アクティビスト(物言う株主)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは10月にサムスン電子に対し、持ち株会社と事業会社への分割を提案していた。エリオットの保有株は全体の0.6%と少ないが、複数の国際的な機関投資家がこの提案に賛同していた。

アナリストなどは、会社分割により創業家の李一族が、サムスングループの稼ぎ頭であるサムスン電子の支配を強めることになると指摘してきた。

サムスン電子はまた、2016、17年のフリーキャッシュフローの50%を株主に還元し、16年の配当として前年比36%増の1株当たり2万8500ウォン(24.36ドル)を支払う計画を明らかにした。

16年のフリーキャッシュフローの残存分で来年1月に自社株買い戻し・消却を実施する。

エリオットが提案していた新たな持ち株会社とサムスングループの事実上の持ち株会社であるサムスンC&T(サムスン物産)<028260.KS>との合併については、検討する予定はなく、持ち株会社への移行の是非のみを検討すると表明した。

*内容を追加します。

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