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ポピュリズムの台頭、欧州統合を弱体化=ECB総裁

2016年11月30日

[マドリード 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は30日付のスペインのパイス紙に掲載されたインタビューで、ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭が欧州の統合や、移民・治安問題などへの共同の取り組みを脅かしているとの見解を示した。

ドラギ総裁は、欧州連合(EU)市民の現在の主な懸念要因として「移民、テロ対策、防衛、国境警備」を挙げ、これらはすべて複数の国による共同の対応が必要な問題だと指摘。「欧州の統合が適切な対応策となるが、これがポピュリストの運動などによって弱体化してきている」と述べた。

選挙が予定されているフランス、ドイツ、オランダではポピュリズムの台頭が見られ、与党が必要とされる構造改革から焦点をそらしてしまうリスクが高まっている。

ドラギ総裁は、英国のEU離脱をめぐる交渉が長期化すればするほど政治的な不透明感が増すと指摘。英国は経済大国であることから、ユーロ圏にも影響が広がるとの考えを示した。

このほか、ユーロ圏のインフレ率が2018年と19年の間に目標である2%弱の水準に戻るとの見通しを示した。

*内容を追加しました。

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