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ユーロ圏CPI速報値、11月は前年比+0.6% 伸びが小幅拡大

2016年12月1日

[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が30日発表した11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は、前年同月比0.6%上昇し2014年4月以来の大幅な伸びとなった。

前月の0.5%から伸びがやや加速し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の平均と一致した。

ただこれまでのCPIの上昇は原油価格下落の影響が剥落したのが主な理由だ。食品とエネルギーを除いたコア指数は0.8%の上昇にとどまった。10月は0.7%上昇した。

エネルギー価格は前年比1.1%低下し、マイナス幅が10月の0.9%から拡大した。一方サービス価格は1.1%上昇した。

コメルツ銀行は「ユーロ圏で基調的な物価動向に弾みがついている兆しは見られない」と指摘し、「欧州中央銀行(ECB)が来週の理事会で債券買い入れプログラムを2017年9月まで延長するというわれわれの予測をきょうの指標は補強している」とした。

その上で「ECBはコアインフレ率の見通しを再び下方修正する公算が大きい」との見方を示した。

バークレイズは顧客向けリポートで「われわれの総合インフレ見通しに対するリスクは均衡している。エネルギー価格は勢いを取り戻すかもしれないが、コア指数はなお下方リスクに直面している」と分析した。

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