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トランプ次期大統領、過激な主張に「変節」の兆し

ロイター
2016年12月1日
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11月25日、選挙期間中には、対立を掻き立てるような乱暴な発言で聴衆を煽ってきたドナルド・トランプ氏(写真)だが、11月8日の大統領選に勝利して以来、その姿勢はいくぶん穏健なものに変わってきているようだ。写真は1日、ウィスコンシンの政治集会に参加するトランプ氏(2016年 ロイター/Carlo Allegri)

[25日 ロイター] - 選挙期間中には、対立を掻き立てるような乱暴な発言で聴衆を煽ってきたドナルド・トランプ氏だが、11月8日の大統領選に勝利して以来、その姿勢はいくぶん穏健なものに変わってきているようだ。

 こうした方針転換は、選挙活動におけるトランプ氏の姿勢に批判的だった人々を喜ばせる反面、一部の熱心な支持者を怒らせてもいる。

 もっとも、トランプ氏が強硬な態度を軟化させた例は、選挙期間中にも、しばしば見られた。したがって共和党の次期大統領として来年1月20日就任する前、あるいはその後にも、その立ち位置を変更する可能性はあるだろう。

 以下に、トランプ氏が心変わりした例をいくつか紹介しよう。

●クリントン氏の捜査要求

 「彼女を牢屋に放り込め」と気勢を上げる聴衆に対し、選挙運動中のトランプ氏は自分が勝利したら、民主党ヒラリー・クリントン候補が国務長官時代に私用メールサーバーを使った件で彼女を起訴する、と語っていた。さらに、クリントン氏の親族の慈善財団についても職権乱用と批判し、この件でもクリントン氏を追及する、と発言。10月9日に行われた2度目の大統領候補討論会でも、もし自分が勝利したら特別検察官を指名して、クリントン氏を刑務所に送り込むと発言した。

 だが当選後、クリントン氏の訴追を求めないと報じられたことについて問われたトランプ氏は、「私は前進を望んでおり、後戻りはしたくない。また、クリントン一家を傷つけたくもない。本当だ」と22日付ニューヨークタイムズ紙(NYT)とのインタビューで語った。

 ただし、捜査の可能性を完全に排除するのかとの質問に対しては、「排除しない」と回答した。

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