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金利変動は想定内、円安は物価上昇にプラス=桜井日銀審議委員

2016年12月1日

[大津市 1日 ロイター] - 日銀の桜井真審議委員は1日、滋賀県・大津市内で会見し、イールドカーブ・コントロール(YCC)は順調と評価し、金利変動も想定の範囲内に収まっている、との認識を示した。また、円安が進行していることについて、物価上昇にはプラスとしながら、為替は安定が望ましい、と語った。

桜井委員は9月に導入したYCCについて「かなり順調に進んでいる」と評価した。金融政策の軸足をそれまでの「量」から「金利」に転換したため、「当然、ある程度、量は変動する」としたが、「多少、金利が上下することはあるが、想定の範囲に入っており、その中で量についてもメドの範囲に入っている」との認識を示した。

また、米国の新政権の経済政策や金融政策に対する思惑などから為替市場で円安が進んでいることについて「円安に振れれば物価上昇にプラスの影響が出ることは間違いない」としながら、「為替は安定が望ましい。大きな変動がない方がベターだ」と強調。先行きは「このまま円安がどんどん進むかわからない」とし、「米国の経済政策がどうなるかが基本であり、そこを見守るしかない」と語った。

石油輸出国機構(OPEC)が原油減産で合意したことで、原油価格は「それほど大きく下がる局面にはないかも知れない」との見方を示し、「原油価格の上昇は他の条件を一定とすれば物価を押し上げる」と述べた。

(伊藤純夫)

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