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今週の米株市場は銀行株の上昇が一服、次期政権の政策待ち

2016年12月5日

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 先月の米大統領選後の地方銀行株の上昇は一服しつつあるが、上昇局面は終わっていないとみられる。ただ、トランプ次期政権の政策が具体的に明らかになるまでは、一段高はなさそうだ。

S&P600の小規模銀行株の指数<.SPSMCBKS>は11月8日の大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利してから20%超上昇した。また、大規模銀行株の指数<.SPXBK>は17%超上昇した。

投資家は2日、利益確定の売りを出し、小規模銀行株指数は0.8%、大規模銀行株指数は1.1%、それぞれ下落した。

サンドラー・オニールのアナリスト、ブラッド・ミルサプス氏の試算によると、トランプ氏が確約している減税と規制変更が実際に実施されれば、小規模銀行の2017年第4・四半期利益は最大40%増加する。

トランプ次期米大統領は1月20日の就任予定。次期財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏は30日、オバマ政権が金融危機の再発防止策の柱に据えたドッド・フランク法(金融規制改革法)について、銀行融資を阻害している、と批判。銀行の収益源拡大を支援するために、規制緩和に踏み切る可能性を示唆した。

ただ、前出のミルサプス氏は、次期政権の規制や税率に関する具体的な変更が明らかになるまでは、銀行株の上げがどの程度続くかは不透明だ、と語っている。

トランプ政権下では、長期金利の上昇と見込まれる法人税減税、規制緩和により、銀行の業績は支援されると投資家は期待している。

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