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英最高裁、EU離脱の議会承認めぐる審理を5日開始 1月に判決

2016年12月5日

[ロンドン 3日 ロイター] - 英最高裁判所は5日、メイ首相率いる英政府が欧州連合(EU)離脱手続きを正式に開始するために議会の承認が必要になるかどうかの審理を開始する。

ロンドン高等法院は先月、英国がEU離脱手続きを正式に開始するためのEU基本条約(リスボン条約)第50条発動には議会の承認が必要になると判断。政府はこれを不服として、最高裁に上訴していた。

判決の言い渡しは来年1月の予定。

メイ首相は、政府はリスボン条約第50条を議会の承認なく発動できるとの考えを示し、来年3月末までに正式な離脱通知を行い交渉を開始する方針を表明している。

最高裁が政府の訴えを退ける場合、政府のEU離脱計画に狂いが生じる可能性がある。議会の承認を得るための審議に時間がかかるとみられるためだ。また、可能性は低いものの、大半の議員が6月の国民投票でEU残留を支持していたことから、議会がEU離脱阻止に動くことも考えられる。

投資家は、議会がEU離脱に深く関わるようになる場合、英国のEU離脱にあたり、EU単一市場へのアクセス確保よりも移民制限を優先する「ハードブレグジット」が採用される可能性は低下するとみている。

一方、最高裁が政府の訴えを認める場合、メイ首相は離脱手続きを計画通りに進めることが可能となる。

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